INHA図書館

INHA (Institut National d'histoire de l'art)の付属図書館です。
日本語では、フランス国立美術史研究所付属図書館とでも言うのでしょうか。2区のリシュリュー通りにある旧国立図書館に位置する、美術史・考古学を専門に扱う図書館です。旧国立図書館は、Salle ovale と salle Labrousteという閲覧室をもち、図書館という概念を覆す内部空間で、初めて席に着いた時は身震いしたのを覚えています。今は残念ながらsalle Labrousteは修復中です。現在大がかりな工事が行われていて、2017年まで続く予定です。2014年には、salle LabrousteがINHA図書館として、salle ovaleは国立図書館リシュリュー館としてオープンする予定です。
詳しくは、
http://www.bnf.fr/fr/la_bnf/renovation_richelieu.html
を参考にして下さい。

現在は、salle ovaleをINHA図書館(正確には、その他に国立図書館や古文書学校付属図書館もsalle ovaleを使っている)として使っていて、イレギュラーな閉館や開館時間の短縮などは行われるものの、工事中も図書館として機能しています。

この図書館の良いところは、登録手続きがすぐ済むことです・笑

  • Carte annuelle gratuite pour les étudiants à partir de la maîtrise, les enseignants, les chercheurs et les personnels des administrations culturelles, sur présentation d’une pièce justificative.
  • Pour les autres publics : carte annuelle payante (30,50 euros) ou carte gratuite pour 5 entrées dans l’année.
  • Société des Amis (SABAA) : cotisation annuelle à partir de 40 euros (déduction fiscale).

というわけで、学生証があればすぐです。

実際に使ってみる
入り口にいる係員に、図書館カードを見せると、席の番号が書いたプレートをくれるので、その席に着く。プレートは机の上に置いておく。本を借りるには、貸し出しカードに必要事項を記入する。もちろん、いくつか検索用のコンピューターが置いています。貸し出しカードには席の番号を記入するところがあり、貸し出し係に手渡した後、親切なことに、20分ほどすれば席まで本を届けてくれます。
一時的に閲覧室から出る場合(トイレなど短時間も含む)、貸し出し係に、席の番号を書いたプレートと、図書館カードを渡して、一時退出カードをもらう。そして、それを受付の係に見せると自由に出入りが出来ます。それは、一日中手元に置いておいてかまわないので、帰る時にまたプレートと図書館カードに交換してもらって、入り口の係にプレートを返して帰る。
こういう流れです。

図書館内にカフェなどはなく、コーヒーとお菓子の自動販売機があるのみです。ただ小さな本屋さんがあります。ほとんど美術書です。本屋関係では"Le moniteur" (17, rue d'Uzès, 75002, Lundi au vendredi de 10h à 13h et de 14h à 18h30) という建築専門書店が近くにあるので、帰り際に本屋によれるメリットもあります。2区と街のど真ん中なので、食事に苦労はしないと思います。日本食レストラン街も近いし、サンドウィッチを売ってる店もたくさんあります。また、図書館を出て目の前が小さな公園なので、ピクニック気分でお昼も出来ます。

これまでに、何冊かINHA図書館にしか置いていない本がいくつかありましたが、逆にBnFフランソワ・ミッテラン)にしかない本の方が数多いと思います。

そんな中、この図書館を利用する価値は、なんと言っても建築そのものにあると言っても良いと思います。
あと、利用者がほぼ美術史・考古学関係の人なので、同じゼミの学生に会う確率が高いとか、街中だから、図書館以外に楽しむ要素がたくさんあるとか、美術史の学生は授業が、図書館となりのINHAであるのが通常なので、授業前後図書館で勉強というスケジュールが組みやすいなどですね。

それから、自販機のコーヒーが安いです。(0.35ユーロ)
BnFは1ユーロするので、全然違います。。。

INHA図書館

INHA (Institut National d'histoire de l'art)の付属図書館です。
日本語では、フランス国立美術史研究所付属図書館とでも言うのでしょうか。2区のリシュリュー通りにある旧国立図書館に位置する、美術史・考古学を専門に扱う図書館です。旧国立図書館は、Salle ovale と salle Labrousteという閲覧室をもち、図書館という概念を覆す内部空間で、初めて席に着いた時は身震いしたのを覚えています。今は残念ながらsalle Labrousteは修復中です。現在大がかりな工事が行われていて、2017年まで続く予定です。2014年には、salle LabrousteがINHA図書館として、salle ovaleは国立図書館リシュリュー館としてオープンする予定です。
詳しくは、
http://www.bnf.fr/fr/la_bnf/renovation_richelieu.html
を参考にして下さい。

現在は、salle ovaleをINHA図書館(正確には、その他に国立図書館や古文書学校付属図書館もsalle ovaleを使っている)として使っていて、イレギュラーな閉館や開館時間の短縮などは行われるものの、工事中も図書館として機能しています。

この図書館の良いところは、登録手続きがすぐ済むことです・笑

  • Carte annuelle gratuite pour les étudiants à partir de la maîtrise, les enseignants, les chercheurs et les personnels des administrations culturelles, sur présentation d’une pièce justificative.
  • Pour les autres publics : carte annuelle payante (30,50 euros) ou carte gratuite pour 5 entrées dans l’année.
  • Société des Amis (SABAA) : cotisation annuelle à partir de 40 euros (déduction fiscale).

というわけで、学生証があればすぐです。

実際に使ってみる
入り口にいる係員に、図書館カードを見せると、席の番号が書いたプレートをくれるので、その席に着く。プレートは机の上に置いておく。本を借りるには、貸し出しカードに必要事項を記入する。もちろん、いくつか検索用のコンピューターが置いています。貸し出しカードには席の番号を記入するところがあり、貸し出し係に手渡した後、親切なことに、20分ほどすれば席まで本を届けてくれます。
一時的に閲覧室から出る場合(トイレなど短時間も含む)、貸し出し係に、席の番号を書いたプレートと、図書館カードを渡して、一時退出カードをもらう。そして、それを受付の係に見せると自由に出入りが出来ます。それは、一日中手元に置いておいてかまわないので、帰る時にまたプレートと図書館カードに交換してもらって、入り口の係にプレートを返して帰る。
こういう流れです。

図書館内にカフェなどはなく、コーヒーとお菓子の自動販売機があるのみです。ただ小さな本屋さんがあります。ほとんど美術書です。本屋関係では"Le moniteur" (17, rue d'Uzès, 75002, Lundi au vendredi de 10h à 13h et de 14h à 18h30) という建築専門書店が近くにあるので、帰り際に本屋によれるメリットもあります。2区と街のど真ん中なので、食事に苦労はしないと思います。日本食レストラン街も近いし、サンドウィッチを売ってる店もたくさんあります。また、図書館を出て目の前が小さな公園なので、ピクニック気分でお昼も出来ます。

これまでに、何冊かINHA図書館にしか置いていない本がいくつかありましたが、逆にBnFフランソワ・ミッテラン)にしかない本の方が数多いと思います。

そんな中、この図書館を利用する価値は、なんと言っても建築そのものにあると言っても良いと思います。
あと、利用者がほぼ美術史・考古学関係の人なので、同じゼミの学生に会う確率が高いとか、街中だから、図書館以外に楽しむ要素がたくさんあるとか、美術史の学生は授業が、図書館となりのINHAであるのが通常なので、授業前後図書館で勉強というスケジュールが組みやすいなどですね。

それから、自販機のコーヒーが安いです。(0.35ユーロ)
BnFは1ユーロするので、全然違います。。。

図書館の工事

現在、ソルボンヌ図書館とリシュリューの旧国立図書館で修復工事が進んでいます。

ソルボンヌ図書館は一旦閉めて、ジュヌヴィエーヴ図書館の脇のサント・バルブ図書館に( La bibliothèque à Sainte Barbe)仮移転するようです。

詳細は、ソルボンヌ図書館のFacebookをご覧下さい。
http://fr-fr.facebook.com/pages/Paris-France/Bibliotheque-interuniversitaire-de-la-Sorbonne/302275795753
引っ越しブログもあるようです。
https://www.biu.sorbonne.fr/bius/

簡単な流れを説明すると、2010年3月15日から4月9日まで、「自習室」としてのみ利用可能です。本の貸し出しなどは一切出来ないようです。
そして、5月10日から2013年まで工事期間中は学生はサント・バルブ図書館を利用することになるようです。
この図書館は、開架式の図書館で、パリ第一から第四大学までの学部・修士向けに開かれている図書館です。
http://www.bsb.univ-paris3.fr/primo_library/libweb/action/search.do?&reset_config=true&vid=BSB
そこを間借りする形で、「ソルボンヌ図書館」が設置されます。

仕方ないとはいえ、学生にとって図書館の閉館は痛手ですね。
工事が予定通りすんなり終わればいいけれど。。。

図書館の工事

現在、ソルボンヌ図書館とリシュリューの旧国立図書館で修復工事が進んでいます。

ソルボンヌ図書館は一旦閉めて、ジュヌヴィエーヴ図書館の脇のサント・バルブ図書館に( La bibliothèque à Sainte Barbe)仮移転するようです。

詳細は、ソルボンヌ図書館のFacebookをご覧下さい。
http://fr-fr.facebook.com/pages/Paris-France/Bibliotheque-interuniversitaire-de-la-Sorbonne/302275795753
引っ越しブログもあるようです。
https://www.biu.sorbonne.fr/bius/

簡単な流れを説明すると、2010年3月15日から4月9日まで、「自習室」としてのみ利用可能です。本の貸し出しなどは一切出来ないようです。
そして、5月10日から2013年まで工事期間中は学生はサント・バルブ図書館を利用することになるようです。
この図書館は、開架式の図書館で、パリ第一から第四大学までの学部・修士向けに開かれている図書館です。
http://www.bsb.univ-paris3.fr/primo_library/libweb/action/search.do?&reset_config=true&vid=BSB
そこを間借りする形で、「ソルボンヌ図書館」が設置されます。

仕方ないとはいえ、学生にとって図書館の閉館は痛手ですね。
工事が予定通りすんなり終わればいいけれど。。。

パリでの図書館登録ーフランス国立図書館(フランソワ・ミッテラン)

Bn (ベー・エヌ) あるいは BnF (ベー・エヌ・エフ) とよく呼ばれる、トルビアックに位置するドミニク・ペロー設計の無機質でクールな図書館は、パリで人文・社会系の研究を行うなら必ずお世話になる図書館だと思います。
研究者用のフロアにたどり着くまでの入り口からの道のりは、財宝が眠る秘密の地下ダンジョンのようです。スケールの大きな現代建築なので、図書館自体が歴史的建造物であるその他のパリの図書館に比べ、冷たく威圧的な感じがするのは否めないですが、ここに行けば何でも揃うし、閉架式ながら予約しておけば到着と同時に本が読めるという便利なシステムも見逃せません。
この図書館についての2009年12月現在の情報をまとめます。

1.登録手続き登録手続きは、やや面倒です。
図書館は一般用・研究者用の2フロア(Haut-de-Jardin, Rez-de-Jardin) に別れています。
Haut-de-Jardin は一般向けで、16歳以上であれば誰でも登録手続きが行えます。年間利用料が35ユーロ(学生など割引は18ユーロ)です。

研究でパリに滞在する人(修士課程以上)は、
研究者向けのRez-de-Jardin の利用手続きを取ることになります。研究者・学生に関係なく、全ての人に必要なのは、パスポートなどの身分証明と、住居証明です。これらの書類は、銀行口座や大学登録等の時にすでに必要なはずなので、簡単に揃うでしょう。その他に、研究者の方は、大学や研究機関に所属していることを示す書類が必要で、学生は、学生証と指導教官の推薦書(というよりは証明書)が必要になります。その証明書の書式フォーマットは、
http://www.bnf.fr/pages/zNavigat/frame/accedocu.htm?ancre=inscription.htm
からダウンロードできます。ここには、その他登録に関する情報が全て記載されています。

これらの書類が揃ったら、
pré-accréditation (仮認証?) が必要になります。つまりは、図書館を利用することを認めるかどうか、
まずは審査するということらしいです。
http://www.bnf.fr/pages/zNavigat/frame/accedocu.htm?ancre=inscription.htmのページにある Formulaire de pré-accréditation をクリックすると、自分の情報を入力する画面になります。
名前や住所、メールアドレス、研究分野などを入力して送信すると、図書館の受付担当に情報が送られる仕組みです。この pré-accréditation は身分によって免除される場合があります。
例えば、高等教育機関の教官、CNRSの研究者、グラン・ゼコールの学生などなど…
詳しくは、
http://www.bnf.fr/pages/zNavigat/frame/accedocu.htm?ancre=inscription.htm
を参照して下さい。
そして、この情報を送信すると、受け付けましたというメールが先ほど登録したメールアドレスに届きます。10日以内に審査結果が返ってくるとのことですが、僕は次の日に、pré-accréditation できたので、本登録をするように、国立図書館リシュリュー通りの旧国立図書館でもトルビアックでも良い)の登録係まで出向くようにという返事がありました。僕は当時主要に使っていた図書館が、旧国立図書館内のINHA付属図書館だったので、旧国立図書館へ出向きました。いろいろな人の話によると、トルビアックの登録係は混んでることがあるので、登録手続きは、旧国立図書館で行った方がいいかもしれないとの事でした。
そこで、必要書類を提出して、写真を撮られて、登録料を払って(年間で53ユーロ、学生など割引料金は27ユーロ)、10分ほどで念願の利用カードを手に入れました。

2.(Rez-de-Jardin)を実際に使ってみる
国立図書館は全席予約制で、ホームページから予約できます。
http://www.bnf.fr/default.htm
の、"Réserver une place"から行えます。また席の予約と共に、5冊まで本を予約できます。予約画面のホームページは、一ヶ月の予定表になっていて、いつどこの席を予約しているかがすぐわかります。

内部は、いくつかの部屋に別れていて、
K: Philosophy, religion
L: History
M: Ethnology, sociology, geography
N: Economics, Political science, press
O: Law, Official publications collection
P: Audiovisual
R: History of science, fundamental science
S: Biology, engineering science
T: Reference documentation on books, press and reading
U: Foreign litertures
V: French literture
W: Oriental literature and art
X: Reference room

です。
MとUが4つの塔に囲まれた中心部で、O, P, Rが東の端、K, W, Xが西の端です。アクセスは、東西の端部からなので、人文系は西からアクセスした方が早く目的の部屋にたどり着けます。図書館自体が駅名なので、Bibliothèque François-Mitterand駅を最寄り駅だと考えがちですが、図書館自体が巨大なので、図書館の西端の最寄り駅は、メトロ6番線Quai de la gare駅です。まあこの辺はそんな大した差はないですが…冬場の外での移動距離を短くしたい方は、そこそこの違いを感じられると思います。なんせこのあたりは風が強いので、冬場の寒さは結構こたえます。
あと、図書館の入り口で荷物チェックがあり、クロークもあります。基本的にカバンはクロークに預けないといけません。(小さいポーチなどは持ち込み可)カバンを預けると透明のケースを貸してくれるので、そこに持ってきた荷物などは突っ込みます。ノートPCとACアダプター、筆記用具、メモ用紙、弁当箱ぐらいなら入るぐらいのそこそこの大きさのケースです。

3.その他の情報僕もまだまだつかみ切れていないのが正直なところですが…いろいろ思いついたことを。
・予約時刻の前後1時間まで予約が有効で、1時間を過ぎると予約を取り消される。
・予約席の種類も様々。半日専用席 Demi-journée (9h-14hまたは14h-20h)やHémicycleなど。
・最大2時間、手続きを取ると館外に一時的に出ることができる。
・研究者用フロアに軽食を出すカフェテリアと、飲み物とお菓子の自動販売機が置いてある、食べ物を持ち込める休憩スペースあり。

パリでの図書館登録ーフランス国立図書館(フランソワ・ミッテラン)

Bn (ベー・エヌ) あるいは BnF (ベー・エヌ・エフ) とよく呼ばれる、トルビアックに位置するドミニク・ペロー設計の無機質でクールな図書館は、パリで人文・社会系の研究を行うなら必ずお世話になる図書館だと思います。
研究者用のフロアにたどり着くまでの入り口からの道のりは、財宝が眠る秘密の地下ダンジョンのようです。スケールの大きな現代建築なので、図書館自体が歴史的建造物であるその他のパリの図書館に比べ、冷たく威圧的な感じがするのは否めないですが、ここに行けば何でも揃うし、閉架式ながら予約しておけば到着と同時に本が読めるという便利なシステムも見逃せません。
この図書館についての2009年12月現在の情報をまとめます。

1.登録手続き登録手続きは、やや面倒です。
図書館は一般用・研究者用の2フロア(Haut-de-Jardin, Rez-de-Jardin) に別れています。
Haut-de-Jardin は一般向けで、16歳以上であれば誰でも登録手続きが行えます。年間利用料が35ユーロ(学生など割引は18ユーロ)です。

研究でパリに滞在する人(修士課程以上)は、
研究者向けのRez-de-Jardin の利用手続きを取ることになります。研究者・学生に関係なく、全ての人に必要なのは、パスポートなどの身分証明と、住居証明です。これらの書類は、銀行口座や大学登録等の時にすでに必要なはずなので、簡単に揃うでしょう。その他に、研究者の方は、大学や研究機関に所属していることを示す書類が必要で、学生は、学生証と指導教官の推薦書(というよりは証明書)が必要になります。その証明書の書式フォーマットは、
http://www.bnf.fr/pages/zNavigat/frame/accedocu.htm?ancre=inscription.htm
からダウンロードできます。ここには、その他登録に関する情報が全て記載されています。

これらの書類が揃ったら、
pré-accréditation (仮認証?) が必要になります。つまりは、図書館を利用することを認めるかどうか、
まずは審査するということらしいです。
http://www.bnf.fr/pages/zNavigat/frame/accedocu.htm?ancre=inscription.htmのページにある Formulaire de pré-accréditation をクリックすると、自分の情報を入力する画面になります。
名前や住所、メールアドレス、研究分野などを入力して送信すると、図書館の受付担当に情報が送られる仕組みです。この pré-accréditation は身分によって免除される場合があります。
例えば、高等教育機関の教官、CNRSの研究者、グラン・ゼコールの学生などなど…
詳しくは、
http://www.bnf.fr/pages/zNavigat/frame/accedocu.htm?ancre=inscription.htm
を参照して下さい。
そして、この情報を送信すると、受け付けましたというメールが先ほど登録したメールアドレスに届きます。10日以内に審査結果が返ってくるとのことですが、僕は次の日に、pré-accréditation できたので、本登録をするように、国立図書館リシュリュー通りの旧国立図書館でもトルビアックでも良い)の登録係まで出向くようにという返事がありました。僕は当時主要に使っていた図書館が、旧国立図書館内のINHA付属図書館だったので、旧国立図書館へ出向きました。いろいろな人の話によると、トルビアックの登録係は混んでることがあるので、登録手続きは、旧国立図書館で行った方がいいかもしれないとの事でした。
そこで、必要書類を提出して、写真を撮られて、登録料を払って(年間で53ユーロ、学生など割引料金は27ユーロ)、10分ほどで念願の利用カードを手に入れました。

2.(Rez-de-Jardin)を実際に使ってみる
国立図書館は全席予約制で、ホームページから予約できます。
http://www.bnf.fr/default.htm
の、"Réserver une place"から行えます。また席の予約と共に、5冊まで本を予約できます。予約画面のホームページは、一ヶ月の予定表になっていて、いつどこの席を予約しているかがすぐわかります。

内部は、いくつかの部屋に別れていて、
K: Philosophy, religion
L: History
M: Ethnology, sociology, geography
N: Economics, Political science, press
O: Law, Official publications collection
P: Audiovisual
R: History of science, fundamental science
S: Biology, engineering science
T: Reference documentation on books, press and reading
U: Foreign litertures
V: French literture
W: Oriental literature and art
X: Reference room

です。
MとUが4つの塔に囲まれた中心部で、O, P, Rが東の端、K, W, Xが西の端です。アクセスは、東西の端部からなので、人文系は西からアクセスした方が早く目的の部屋にたどり着けます。図書館自体が駅名なので、Bibliothèque François-Mitterand駅を最寄り駅だと考えがちですが、図書館自体が巨大なので、図書館の西端の最寄り駅は、メトロ6番線Quai de la gare駅です。まあこの辺はそんな大した差はないですが…冬場の外での移動距離を短くしたい方は、そこそこの違いを感じられると思います。なんせこのあたりは風が強いので、冬場の寒さは結構こたえます。
あと、図書館の入り口で荷物チェックがあり、クロークもあります。基本的にカバンはクロークに預けないといけません。(小さいポーチなどは持ち込み可)カバンを預けると透明のケースを貸してくれるので、そこに持ってきた荷物などは突っ込みます。ノートPCとACアダプター、筆記用具、メモ用紙、弁当箱ぐらいなら入るぐらいのそこそこの大きさのケースです。

3.その他の情報僕もまだまだつかみ切れていないのが正直なところですが…いろいろ思いついたことを。
・予約時刻の前後1時間まで予約が有効で、1時間を過ぎると予約を取り消される。
・予約席の種類も様々。半日専用席 Demi-journée (9h-14hまたは14h-20h)やHémicycleなど。
・最大2時間、手続きを取ると館外に一時的に出ることができる。
・研究者用フロアに軽食を出すカフェテリアと、飲み物とお菓子の自動販売機が置いてある、食べ物を持ち込める休憩スペースあり。

パリでの図書館登録ーソルボンヌ図書館ー

研究を進めていく中で重要なのが図書館です。
フランスの図書館は日本の図書館と利用方法が異なるので、最初は戸惑いました。また、図書館ごとにも違いが結構あります。少しずつ、システムがわかってきたので、まずはソルボンヌ図書館についてご紹介したいと思います。
ここでの情報も、2009年10月現在ですので、最新情報は、ホームページで確認してください。また、僕もまだ使い始めで、すべては把握し切れていません。今後いろいろなことがわかれば、アップしていきたいと思っています。
ソルボンヌ図書館は人文科学系の図書館です。ホームページにいけば、図書館の位置づけ、利用方法などがわかるようになっています。
(参考:http://www.bibliotheque.sorbonne.fr/biu/)

登録方法
郵送と、事務所での受付の2通りです。
郵送の場合
必要書類
・(初回登録の場合は) 証明写真1枚、(更新の場合は)図書館カードのコピー
・学生証の裏表コピー(課程・学年がわかるもの)あるいは、在学証明書、
 または研究者であることを証明する書類
・パスポートのコピー
・住居証明、これが結構ややこしそう。
(3ヶ月以上の家賃の領収書、電話代の領収書などなど)
・切手を貼った返送用の封筒
・送り先住所は、Bibliothèque de la Sorbonne Service Accueil et Orientation, 13, rue de la Sorbonne 75257 PARIS Cedex 05
・あるいは、ソルボンヌ校舎内D階段の1er étageにあるボックスに入れるか、図書館入り口の受付の方に渡してもよい。一週間ほどで返送されてくるそうです。
事務所での登録の場合
僕は、事務所で登録手続きを行いました。待ち時間20分、
手続きにかかった時間が5分ぐらいでした。
・事務所の場所は 17, Rue da la Sorbonneの入り口から入って、中庭 (cour d’honneur) に面した、チャペルの脇の入り口(D階段)の 1er étage または 3ème étageです。教授・研究者、博士課程の学生、EPHE、EHESSの学生などは、3ème étageでの手続きです。
・必要書類は上記の郵送の場合と同じですがコピーを持って行く必要はありません。オリジナルを見せるだけです。
・登録受付時間は、月・火・水・金:10時から16時まで。木:11時から16時まで。土:10時から12時まで。
登録が済んだら
さっそく図書館に乗り込みましょう。ソルボンヌ内B階段、1er étageです。17, Rue da la Sorbonne の入り口から入って、中庭 (cour d’honneur) を突っ切って、真正面のドアを開けたその目の前の階段がB階段です。階段をのぼった先の図書館の入り口はメトロの改札のような仕組みです。図書館カードに印刷されているバーコードを機械に読み取らせると、通れるようになっています。
開館時間は、月・火・水・金:9時から19時まで。木:11時から19時まで。土:9時から18時まで。
内部構成
中は一般閲覧室 (salle de lecture) と、雑誌閲覧室 (Salle des périodiques) に分かれています。図書館入り口入ってすぐが一般閲覧室です(ホームページのトップページ写真がそうです)。席は空いているところどこに座ってもかまいません。閲覧室には電源があり、コンピューター持ち込み可です。
ただ、席数に比べ、コンセント数が圧倒的に少ないので、混雑具合によっては、行ったときにはすでにコンセントがすべて埋まっている可能性も大いにあります。また、図書館自体はwifi設備などはないのですが、ソルボンヌの校舎内は、大学独自のwifiネットワークがあるので、大学関係者はネットが使えます。僕も申請すれば使えるようになるそうですが、まだ申請していません。
資料の借り方
一番注意するべきポイントは、「貸し出し」と「持ち出し」が区別されていることと、持ち出す場合は特別な手続きが必要だということです。
また、ソルボンヌ図書館は閉架式の図書館なので、閲覧室内にある辞書類などの閲覧専用の書籍以外は、リクエストして司書さん持ってきてもらわなければなりません。博士課程の学生は1ヶ月の期間で6冊借り出す(図書館外へ持ち出すことも可能)ことができます。ただ、すべての本が持ち出しOKではありません。館内のみでの閲覧を許している書籍があります。そのあたりのことは、図書館ホームページからリンクされている蔵書検索サービス、catalogue de la bibliothèque da la Sorbonneでの検索結果からわかります。
(参照:http://catalogue.bibliotheque.sorbonne.fr/)
具体的なこと
検索サービスの結果に表示される、Cote、Modalité de communication、Disponibilité、Prêt、Notesという欄が重要です。
例えば、蔵書されている、Jean-Pierre Babelon et André Chastel, La notion de patrimoine, L. Levi, Paris, 1994.という本を借りるとしましょう。2009年10月19日現在、上記の欄がそれぞれ、SAD 6= 351、Guichet B、RETOUR 27-10-09、Prêt tous usagers 、PEB autoriseとなっています。この情報をもとに、図書館内の検索システムコンピューターのところに置いてある、リクエストカードに必要事項を記入します。著者、タイトルはそのまま記入し、coteの欄に、SAD 6=351と記入します。そして、このリクエストカードをGuichet Bに持って行きます。本によってはGuichet Aでリクエストする場合もあります。この本は、2009年10月27日まで貸し出し中なので、今は借りることはできません。この欄が、disponibieとなっていれば、本があるということなので、Guichetに行って、リクエストカードを手渡します。すると20分後に受け取りに来いといわれます。受け取りに行ったとき、La notion de patrimoineという本を受け取りに来ました。と言うのではなく、SAD 6= 351という本を受け取りに来たといったほうがよいです。僕は司書の方にcoteのナンバーで言ってくれた方がわかりやすいから、そうしてくれといわれました。その時に、図書館カードを差し出すと、バーコードをぴぴっと読み取り、貸し出し完了です。
この段階では、その本は当日限り貸し出し有効で、館外持ち出しはできません。というか、館外に持ち出すことはおそらく可能ですが、当日中にちゃんと返さなければならないわけです。ただしこの本の場合、Prêtの欄が、Prêt tous usagersなので、どなたも持って帰ることができます。その時に注意しなくてはならないのは、館外へ持ち出す場合は、Service du Prêt(Prêt entre Bibliothèques)の事務室(図書館内)に行って、館外持ち出しのための手続きをとらなくてはならないことです。それは、単にService du Prêtのところにいる受付の方に、この本を持って帰りたいと伝えるだけです。すると、図書館カードのバーコードをピッとしながら、ささっと簡単に手続きしてくれます。
Prêtの欄はその他に、Prêt professeurs、Exclu du prêtなどと記入されていることがあります。つまり本によっては教授は持ち出し可能であったり、すべての人が持ち出し不可であったりするわけです。